口を開け閉めする際、顎関節やそれをコントロールする筋肉などに、さまざまな症状が出ることをいいます。
顎関節症の症状は大きく分けると、以下の項目に分類されます。
口を開けるときに音が鳴る
口を開けづらい
口を開けたり閉じたりする時に痛みがある
あごの動かし方が悪くて起こる場合
ほおづえをつきながら何かを食べる癖があったり、あごをカクカクさせる習慣などがこれにあたります。
寝ている間に歯ぎしりの癖のある人も要注意です。
あごの関節はドアの蝶つがいより高機能です。
おかしな方向に開けたり、必要以上の強い力を加えたり、無理に開け閉めしようとすると関節に大きな負担がかかるのです。
口の中に原因がある場合
抜けた歯や欠けた歯があるのに放置したり、う蝕(虫歯)や歯周病を治療しないままにしておくと、知らず知らずにかみ方や上下の歯のかみ合わせのバランスが悪くなり、顎関節に負担をかけることになります。
また、歯の被せ物をとれたままにしておいたり、壊れた入れ歯を無理に使っていたりすることも原因となります。
顎関節症の原因を取り除くために、以下の方法があります。